メルマガ
★第68号★口下手を克服した名刺バカ(6:非常識な名刺編)
メールマガジン配信日:2008年12月24日
コネなし、金なし、人脈なし、学歴なし、最高!
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
社┃長┃の┃言┃霊┃
━┛━┛━┛━┛━┛
ピンチ脱出法と問題解決方法
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
Vol.68 2008/12/24 発行
起業して自力で稼ぎたいけど、どうすりゃいいんだ?
長く会社経営やってるけど、今までのやり方ではダメなのか?
その答えは、実践している社長の本気の言葉に学ぼう!
【口下手を克服した名刺バカ】
<非常識な名刺編>
■ごあいさつ
___________________________________
約10年前。忘れないように覚えやすい日にしよう!という事で、入籍の日を
クリスマスの日にしたにも関わらず、先日友人から指摘されるまで完璧に忘れ
ていた中野貴史です。 http://kotodama-m.com
ちなみに忘れていたことを妻に謝ったところ、妻も完全に忘れていたようです。
結論、今が良ければ毎日が記念日や!(無理矢理の言い訳)
書籍の方は、いよいよ全国の大型書店で売り出し始まってます。
アマゾン→ http://tinyurl.com/kotodama
是非読んでいただきたし!
今までは発行頻度が極端に少ないこのメルマガですが、年内に今のシリーズを
完結させるために、今週は三本配信しますよー!
それでは本編スタート!
※過去の社長取材のお話はバックナンバーでどうぞ!ちょっと重いかも・・・
■バックナンバー→ http://blog.mag2.com/m/log/0000170107
___________________________________
■このメルマガはこんな方にお薦めです■━━━━━━━━━━━━━━━━
・出世を目指しているビジネスマンの方
・アンテナビンビンの経営者の方
・野心あふれる起業家予備軍の方
・向上心旺盛な学生さん
・ネタを探しているコンサルタントの方
・更なる飛躍を狙う個人事業主の方
・時代の変化についていけないベテラン経営者の方
_▼▼I_N_D_E_X▼▼_____________________
【1】 入れるために手放す
【2】 非常識なヒアリング
【3】 可能性を開花させる条件
【4】 編集後記「そんな事言うても、できるかいなという貴方へ」
┏━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃【1】┃入れるために手放す ┃
┗━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
中野///「収入がない」っていう恐怖も、いい意味で開き直れたというか。
確かに怖いけど、夜寝られないけど、死にはせんと思ったんですよ。
現代の日本ならなんだって仕事はあるじゃないか!と。仕事を選ば
なければ死ぬことはない!と思ったんですよ。
まあ贅沢は無理としてもね。
なので金が底をつくまでやったろか!と腹をくくりました。底をつ
いても大阪に戻ればいいわけですから。と言いながらも絶対に戻ら
んと決めてましたけど・・・
池上さん/自分の弱みを自分で認めて覚悟を決めたわけですね。どんなことか
ら活動を始めたんですか?
中野///まずこの名刺を配ろうと思ってそこから始めました。この名刺に凡
人です、とか言葉を入れたんですけど、これが結構勇気がいりまし
た。もう一つ勇気が必要だったのが、この時に初めて【言霊】とい
う言葉を使ったことですね。
池上さん/その名刺から言霊という言葉が発信されてんですね。
中野///背景としては先ほど話をしたアメリカの話で、言葉ができれば何と
かなるというのもありましたし、心理学を通じて言葉の持つ威力と
いうものもわかってましたし、自分や親の人生を振り返る中で、心
の在り方の重要性も感じてましたし・・・そう考えると言葉って何
か宿るものがあるんちゃうかなと思いまして。
想いが宿った言葉は言霊だって勝手に解釈したんですよ。実際の意
味はもっと深いんですけどね。この名刺で勝負かけたろかいなと決
心しました。言葉というものの存在は、人生や命さえも左右するも
のですから、正しく使えば結果が出ないわけがないと、確信してい
ました。
池上さん/使い方によっては強烈なエネルギーを発するものだということで、
ブランディングをしていったわけですね。確かにマイナスの意味で
使った場合は、殴られた傷は治っても言葉によって傷つけられた心
の傷はそう簡単には治らないですもんね。プラスの使い方をするこ
とで自分だけでなく周りの人も元気にすることはできますね。
中野///そうなんですよー。その人のいろいろな思いを、得意のヒアリング
で引き出して、それをデザインや言葉によって具現化していくとい
う言霊マーケティングの原型ができたんですよ。
これは誰でも出来ることじゃないんじゃないかな、僕ならではの仕
事じゃないかなと思ったんですよね。しかもコピーライターがなか
なか書かないようなベタベタな文章が書けますからね。(笑)
池上さん/まさに中野さんの得意なことの集大成じゃないですか!
中野///その得意なことを、全部自分の中から引っ張って作ったのが言霊名
刺なんです。この時点でデザイナーではなく言霊マーケッターとし
て売り出したんですよ。
池上さん/中野さんの人生のどん底から這い上がって行くための考えや感情の
変化、そして言霊名刺が出来上がるまでのプロセスですね!
たしかに誰にでもできるようなことではないですね。
中野///今まで積み上げてきたモノを一度全部捨てて、そこから使えそうな
ものだけを持ってきて足したら「こんなんできました」って感じな
んですよ。だからまず捨てるところからスタートでしたわ!最近よ
く入れるためにはまず捨てることだって言われてますけど、それっ
て自分はすでに身をもって体験しているわけですよ。もし全部捨て
たからこそ、そこまで深堀をして考えることができたんです。
池上さん/でも全部捨てることや、お願いされる仕事を断るというのは、独立
して間もない中野さんからしてみれば、すごい勇気がいることです
よね。だって収入が入ってこないわけですから。
中野///そりゃめちゃくちゃ勇気いりましたわ!経営者の眠れない夜とは、
こういう事かと理解できました。だから読者の皆さんにはもうちょ
っと賢いやり方をしてほしいです。そのままお勧めはできません。
とにかく収入ゼロの時は、サラリーマンだった時の給料はありがた
いもんやなーと痛感しました。
「そうか、給料とは束縛ではなく、守られ賃だったんだ!」ってこ
の時初めて理解するわけですよ。サラリーマンは仕事で奉仕する見
返りとして、給料いただいた上に会社に守ってもらってるんです。
だから文句言ったらあかんのですよ! 人一倍文句を言っていた僕
が言うのもなんですけど・・・(笑)
池上さん/なるほどなるほど!会社員の給料は守られ賃か。そんなこと考えた
こともなかったですよ。独立して苦境を体験したからこそ言える言
葉ですね!
中野///だって独立した時は何もかも無い状態ですから。輪ゴムやクリップ
って買うもんなんだ!っていう事に気付くわけですよ。会社にいた
頃はその辺に転がっていたものなのにね。今は落ちてる輪ゴムは拾
って使ってますから。(笑)
池上さん/どんなものにもお金がかかっているんだ、ということに気付いたわ
けですね。
中野///あと移動の交通費も自腹だということに気が付くんです。しかも結
構額が高い!しばらくは2駅、3駅程度なら電車に乗らずに歩いて
ました・・・
┏━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃【2】┃非常識なヒアリング ┃
┗━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
池上さん/実際名刺が完成した後は、どのような営業活動を行っていたんです
か?
中野///もうひたすら配るのみです!
池上さん/確かに言霊名刺は中野さん自身のプロフィールであり、中野さん自
身がこういうことできます、ああゆうことできますというのが伝わ
るのが言霊名刺ですし、見てもらえば私という人間を理解してもら
えるというツールですもんね。しかも話のとっかかりがつかみやす
いですし!
中野///そうなんです!言霊名刺は見た目は名刺ですが、機能的には履歴書
であり、会社案内であり、商品カタログだったり、クレドだったり
します。配るとまず形状と書いてある内容にビックリされます。次
に相手は読み始めます。その後はいろいろ質問されます。だから自
分はしゃべる必要がないんです。名刺がしゃべってくれるんです。
池上さん/私もそうでした!まず見たこともないような名刺だなと思いました
し、全部で8面あるのでインパクトがあって、だからどんなことが
書いてあるんだろうという興味も出てきますしね。
中野///僕の言霊名刺は完全に読み物なんですよ。文字だらけで読んでもら
うために作っているんですよ!そのためには書いてある内容が重要
なのですが、その事に関しても本にたっぷり書いてます。
http://tinyurl.com/kotodama
僕の名刺ほしさに行列が出来たこともありますし、勉強会の休憩時
間に参加者全員が僕の名刺を読んでるということもありましたし、
名刺交換後、半年、一年後に連絡がくるなんてこともしょっちゅう
だし、面識のない方からも問い合わせがきますし、この名刺は数々
の奇跡を僕にもたらしてくれたんです。
そのうちに「私もこんなの作りたいんですけど」というオファーが
ポツリポツリと入ってきたんですよ。
池上さん/確かに興味を持つ中、自分の言霊名刺を作りたいと思う人もいるで
しょうね。
中野///ただびっくりはそこで終わらず、発注をしてから相手はまたびっく
りするんですよ!
「小さかった頃、お父さんはどんなお父さんでしたか?」とか、そ
んなヒヤリングから入りますからね!
要するに自分自身で体験した人生の棚卸しを、僕がお客さん相手に
行うわけです。
池上さん/なるほど!それはびっくりしますね!「名刺作るんじゃないの??」
と思われた人も多いでしょう。
中野///そうでしょうね。いきなり子供の頃の話とか両親の話からスタート
ですからね。作る過程では、コンサルティング的な要素も入ります
からね。もっと言うと昔の思い出などもヒヤリングするんで、中に
はカウンセリングが始まることもあるんですよ!そんなのを同時に
行っていくのでお客さんはびっくりしますわね。「何を聞くねん!」
みたいなね。(笑)
どんな業界でも売り込み型の営業はもう通用しません。従来通りの
営業でも、競争に巻き込まれて値下げに走ってしまいがちです。
なので同じような商品でもちょっと違う部分を作るんです。
要するにその人の個性というか、その人らしさを商品に付け加えて、
この人の商品はあそことちょっと違うぞ!この商品を扱ってるあの
人が気になるぞ!という見せ方をするんです。
池上さん/名刺というツールで同業他社との差別化を図ったり、独自性をアピ
ールしたり、その人の人間性を伝えたりする名刺なんですね?
中野///ブランディングですよね。で、色んな人のヒヤリングをしていると
色んなことがだんだんわかってくるんですよ。まず意外だったのが、
僕みたいに両親を受け入れていない人がものすごく多いんですよ。
池上さん/そうなんですか?
┏━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃【3】┃可能性を開花させる条件 ┃
┗━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
中野///しかもそれって、ビジネスがうまくいっているかどうかと比例して
いることが多いんですよ!この社長はやり手やな!という人は大体
ご両親を尊敬してはる人です。
池上さん/はぁー、そういうつながりがあるんですか。
中野///社長だけでなく従業員の方の名刺を作ることも多いんですけど、親
との確執が今でも残っている人は、肩書きを見ると出世していない
人が多いんですよ。逆に親を尊敬している人の肩書きを見ると結構
上の方が多いんですよ!すごく比例してるんです!
池上さん/面白いですね。親を尊敬し、大事にすることは出世の条件になりま
すね!
中野///やっぱり両親を否定するということは、自分自身を否定しているの
と一緒なんです。自尊心を持てないんですよ。ということは自分の
力を100%発揮できないということですよね。だから人生とかビ
ジネスに影響してしまうんですわ。ごまかして生きているか、抑え
て生きているか・・・力を出し切れてないんですよ。
池上さん/たしかに全部つながりますね。
中野///だから新入社員の採用活動で使えますよ。
池上さん/まさに今そう思ってました!
中野///顧問先の会社の面接に入る時は必ず聞いてます。両親を大切にして
いる子は、すでに能力がある子か、もしくはものすごく可能性のあ
る子かわかります。そこをクリアしていない子はどっかで頭打ちす
ると思いますよ。
池上さん/別の言い方をすれば、今、力を出し切れていない人は両親との関係
を良くすることで、のびる可能性を秘めてるということですもんね。
中野///はい。両親を認めてないということは、結果自分を好きになれてな
いということですから、自分を愛していない人が、他人を愛せるか
というと、これはきついんですわ。100%人を信じることができ
ないですよね。だって自分自身を信じることができないんですから。
池上さん/つながってますね!
中野///全部つながってるんですよ!この話はもうビジネス飛び越えてます
ね。まあ人生という尺度で見たらビジネスは一部分ですからね。も
ちろん相当大事な部分ですけどね。
両親との関係がクリアしたら自尊心が生まれて、結果、自分が言っ
た言葉に「力」が宿るはずなんです。そして放った言葉が人の心に
伝わりやすくなるわけですよ。それを僕なりに「言霊」と呼んでま
す。
池上さん/そうですよね。自信がある人の言葉と、そうでない人の言葉って伝
わり方が違いますもんね。
中野///わかっちゃうでしょ? あー、自信ないけど無理してるとか、ウソ
ついてるとか、わかったふりをしてるだけとかね。絶対わかるんで
すよ。
池上さん/先ほどのヒヤリングの話、場合によってはカウンセリングにもなる
とおっしゃってましたが、人生相談とかにも発展するんじゃないで
すか??
中野///ヒアリングの最中に涙を流す人もいますよ。
┏━┓ ┏━┓ ┏━┓
┃つ┃ ┃づ┃ ┃く┃
┗━┛ ┗━┛ ┗━┛
編┃集┃後┃記┃━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━┛━┛━┛━┛
【そんな事言うても、できるかいなーという貴方へ】
今さら両親を受け入れるといわれても・・・という方もいらっしゃるかもし
れませんが、極端な話、心底そう思えなくてもとりあえず言葉にするだけで
も何かが起こるかもしれませんよ。
「ありがとね」とか「ごめんね」とか・・・もし話すのが照れくさい時は、
手紙っちゅーやつが力を貸してくれます。文章はそのまま残るので、相手は
何度も読み返す。そして深いところに刻み込まれますねん。
ところでメルマガで告白した、僕と親父の和解劇ですが、実はあそこまでの
気持ちは、今まで本人に伝えたことがなかったんです。
で、今回あの話は書籍にも書いたのですが、本を読んだ両親は泣いてもたら
しい・・・
出版って奥深いし、意義でかいです。親孝行まで出来てしまうのですから。
今夜はクリスマスイブですね。我が家も子供達へのプレゼントの準備は万全
です。朝起きたときの彼らの喜ぶ顔を見るのが、至福の時間です。
親から受けた愛情は、子供達に還元していきたいと思います。
ソウルプロダクツ代表 言霊マーケッター 中野 貴史
親孝行本 → http://tinyurl.com/kotodama
サイト→ http://kotodama-m.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■発行周期 週1回発行(編集中は間隔が空きます)
■マガジンID 0000170107
■発行者 ソウルプロダクツ代表 中野貴史(言霊マーケッター)
東京都中央区日本橋本石町2-1-1 ANOビル208号室
http://kotodama-m.com
■ブログ http://plaza.rakuten.co.jp/iyashirochi/
■MIXI http://mixi.jp/show_friend.pl?id=590042
■バックナンバー http://blog.mag2.com/m/log/0000170107
■解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000170107.html
■メールアドレス Mailto:soulproducts@apost.plala.or.jp
ご意見やご質問、お仕事のご依頼は、お気軽にメールください。
───────────────────────────────────────────────────────────
※本メルマガの内容は、各人の責任においてご活用ください。
※本メルマガの内容の転載の際にはご一報ください。
※ご意見・ご感想はこちらまでまで↓ 必ずご返事書きます。
Mailto:soulproducts@apost.plala.or.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright(C) 2005 takashi nakano All Rights Reserved.
強い自立型クリエイターになる クリエイター生き残り術(アメーバブログ)