メールマガジン配信日：2009年7月15日

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■しゃべる名刺「言霊名刺通信」vol.9 【続・絶対に競争に負けない方法】
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■目次
　●ご挨拶（都議選の感想）
　●続・絶対に競争に負けない方法
　●編集後記（参院選に向けて）
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こんにちは。ビジネス名刺プランナーの中野貴史です。

日曜日は都議選の投票に行って来ました。自民の議席減少、民主躍進は予想通りでし
たが、ここまで差がつくとは・・・

正直なところ、絶対に信用できる政党は今の所ないのですが、今回の都議選がきっか
けとなって、二大政党が切磋琢磨してくれることを祈ります。

さて、今回は前回に引き続き「絶対に競争に負けない方法」の続編をお送りします。

※バックナンバーはこちらでご覧ください。
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【続・絶対に競争に負けない方法】

前回、絶対に競争に負けない方法が４つあると書きましたが、後からもう一つ思いつ
いたので、合計５つあります。まずは前回のおさらいから・・・

※ちなみにビジネスの世界を前提として書いていますが、普段の生活や恋愛でも応用
　可能です。



●絶対に競争に負けない方法＜その１＞→勝つまで競争を止めない
　この方法では永遠に戦い続けなければならないので疲れます。若い頃ならまだしも、
　歳とってからも戦い続けて最後はきっちり勝つなんて、できるでしょうか・・・？　

●絶対に競争に負けない方法＜その２＞→自分より強い相手と競争しない！
　勝てない相手は遠ざけるのが一番。でも、相手の方から挑んできたらどうすんの？
　という問題が残ります。不況時には、大手企業が手を付けない小規模商圏にまで進
　出してくるという事は、よくある話です。

●絶対に競争に負けない方法＜その３＞→戦わない！
　そもそも戦わなければ、負けようがありません。ライバルがいなければ戦う必要が
　ないのです。「ブルーオーシャン」「レッドオーシャン」という言い方でも表現さ
　れますが、ライバルだらけの荒れた赤い海より、穏やかな青い海を悠々と航海した
　いものです。

●絶対に競争に負けない方法＜その４＞→逃げる！
　もし__c20__さんが今、レッドオーシャンの真っ只中で悪戦苦闘しているのなら、
　一度そこから逃げて目標を定め直し、体制を整え直してブルーオーシャンで再出
　発という手もアリです。

●絶対に競争に負けない方法＜その５＞→達人の域に達する
　円熟期の宮本武蔵のイメージです。こちらは無防備状態なのに、戦う前から相手
　に「参りました」と、降参させてしまう達人技を持っていれば負けませんが、
　短期間で習得など不可能なので、この選択肢は消えますね。



まとめると、ライバルが多くて戦わざるを得ない「レッドオーシャン」から脱出し、
なるべく戦わなくてもいい環境で、自分らしく悠々と進んでいける環境を作ればい
いわけです。その方法を、最近作らせていただいた藤田さんの言霊名刺を例にご説
明します。

まず、藤田さんのお仕事はコーチングです。最近、コーチングをお仕事にしている
方からのご依頼が増えているのですが、これは明らかにコーチングの業界がレッド
オーシャン化している為だと思われます。実際に最近はコーチを名乗る方が非常に
多い！普通に「コーチやってる○○です」と言ってもその時点でライバルだらけで
す。

さらに考えました。

「コーチングのクライアントは、本当にコーチングを求めているんだろうか？」

必ずしも、そうとは限らないと思いました。コーチングの目的は「自分が定めた目
標を達成すること」ですよね。ならば、クライアントとしては、目標さえ達成でき
れば、その手法はコーチングだけに執着があるわけでは無いのでは？だとすれば、

「コーチングそのものを売ったらアカン」

と考えました。では、コーチングのクライアントとコーチを結ぶ信頼関係は、何に
よって確立されているのか？ということを考えなくてはなりませんが、これはコー
チングの世界に限らず、クライアントはサービスの提供者がもたらしてくれるであ
ろう「結果」に期待して契約しているはずです。

多才な藤田さんは、実際の活動はビジネスマナーの講師から、出版支援事業など幅
広く活動されているのですが、言霊名刺では、最も実績が多く、クライアントの期
待に間違いなく応えることができる分野の仕事に絞っていただきました。現役の歯
科衛生士でもある藤田さんの場合、医療分野ということになります。

以下、藤田さんの言霊名刺制作のポイントです。

１／コーチングを売らない。すなわちコーチングという言葉自体を使わない
２／理想のお客様層を、得意分野の「医療」に絞る
３／提供する商品・サービスも、医療分野以外のモノは掲載しない

その結果、完成した言霊名刺用の藤田さんのキャラは・・・

新肩書きを「医療系心理アドバイザー」として、医療現場で役に立つコミュニケー
ション関連の商品を中心に訴求してもらうことにしました。

●ライバルだらけの「コーチング」業界というレッドオーシャンから逃げる
●現役医療従事者・コーチングの知識と経験・女性・医科大のコネクション
　という資産をフル活用して独自のキャラクターを確立する
●商品を絞って、プロモーションの為の時間と資金を集中させる。

これを守れば大負けするなんてことは、まず無いはず。
藤田さんのビジネスの成功を、心から祈っております。

藤田さんのサイト→　　http://c-commu.com/

※次回のメルマガでは、藤田さんの言霊名刺のマイ浪速節を疲労します。



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前回の参加者の皆さんの感想
http://plaza.rakuten.co.jp/iyashirochi/diary/200906080000/

※クリエイター向けの文面になっていますが、どんな業種の方でも使えるお話しです。




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■編集後記（参院選に向けて）
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いよいよ参院選の日程が決まりましたが、さすがに今度の選挙は私たちの生活やビジ
ネスに大きな影響を及ぼす選択になるので、大注目ですね。是非投票に行きましょう。

とはいえ、判断基準が分からないという方には、この本をお薦めします。

隷属国家 日本の岐路--今度は中国の天領になるのか?
北野 幸伯 (著) 　価格：￥1,575　ダイヤモンド社
http://tinyurl.com/mhjyom

ロシア在住の国際アナリスト、北野幸伯さんの本です。北野さんのメルマガは以前か
ら読んでいますが、アメリカの没落は、以前から北野さんが予告した通りになってま
すし、国家のライフサイクルや政治の話が超わかりやすくて具体的に書かれています。

さらに日本が置かれている立場や、今後どうなっていくか、どうして行くべきかの提
案も、非常に納得がいく内容でした。なかなか国内の報道では大きく取り上げられな
い話も満載ですので、選挙前の情報収集として、強くお勧めする書籍です。

ともあれ、今日も皆さんにとって、
最高にハッピーな一日となりますよう、祈っております。


ソウルプロダクツ代表　中野貴史　　http://kotodama-m.com

皆様の街で、セミナーや講演をご希望の方は、メールでご連絡下さい。
info@kotodama-m.com


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