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vol.13 【独自商品の価格設定方法】

メールマガジン配信日:2009年10月 7日


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■言霊通信vol.13 【独自商品の価格設定方法】
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■目次
 ●ご挨拶・・・・・不況の現実と、言霊名刺セミナー<中級編>のご案内
 ●本題・・・・・・独自商品の価格設定方法
 ●編集後記・・・・名刺コンサルサービスを開始しました。
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こんにちは。ビジネス名刺プランナーの中野貴史です。

先日、お世話になっている税理士の先生から聞いた話ですが、この1年で全顧問先の
10%が倒産・廃業し、残りの90%の企業の内の約9割が赤字経営状態とのことで
した。

社会に出た途端にバブルが崩壊した世代の私としては、こんな状況での「不況」を認
めず、「普通やんか」と言い続けていましたが、流石に世間は窮地に立たされている
会社が増え、余裕がある会社でも出費を抑えて様子見の状態になっているようです。

実際に私も昨年度、一番売上げを上げていた仕事は、笑えるほど激減しています。

そんな中、比較的余裕かまして仕事しているのは、既存の仕事をコツコツこなしなが
ら、常に新規開拓をしているからです。

その新規開拓をする際に、同業他社との価格競争に巻き込まれないように、独自性の
ある商品・サービスを開発を試みる会社も多いと思います。

他社がやってない事を生み出すのは容易なことではないのですが、運良く素晴らしい
アイデアが浮かんだとします。そんな時、次に悩むのが・・・


「これ、いくらで売ったらいいの?」


という、価格設定の問題です。今日はそんなお話しを書いてみようとおもいます。

ちなみに、どうしても独自性の高い商品を開発できない、もしくはそれを伝える文章
が書けないという方は、久しぶりに「言霊名刺セミナー中級編」を11月に行いますの
で、こちらをご活用ください。

尚、中級編セミナーは単なる名刺活用セミナーではなく、自分は何故この仕事をして
いるのか? 自分は何者なのか? 何をすべきなのか? 何を売るべきなのか?
誰に売るべきなのか? どう売るべきなのか?等、自分や商品の在りから売り方まで
7時間かけて徹底的に深掘りし、自分の棚卸しをしていただく内容です。

今回は通常の5つの参加特典(無料相談権や制作依頼の割引など)に加え、このメル
マガ読者の皆様だけに、10月中のお申し込みに限り、参加費を5000円分、早期
割引させていただきます。今後のビジネス展開をじっくり考える期間が、なかなかと
れない、内観のやり方が分からないという方は、この機会にじっくりと自分と向き合
い、本当に行きたい方向を見定めるチャンスにしてください。

日時・・・2009年11月07日(土曜日)
時間・・・受付開始/10:30 セミナー開始/11:00 セミナー終了/18:00
場所・・・ビジョンセンター秋葉原 Room D(東京)

詳細の確認や、セミナーへのお申し込みはこちらからどうぞ↓
https://kotodama-m.com/seminar/20091107.html




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 をダウンロードした方、メルマガ登録された方、セミナーに参加された方々に、
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※バックナンバーはこちらでご覧ください。
 https://kotodama-m.com/magazine/2009/index.html
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■独自商品の価格設定方法

 ●高く売るか、安く売るか

 しゃべる名刺の本には書きませんでしたが「価格設定」も、売上げを左右する重要
 な要素です。

 以前、スーパーで健康飲料を買った際に、無意識に一番高い商品を選んで買ってい
 た自分の行動を、客観視して考えたことがありました。


 「何で一番高い商品を選んだんだろう?」


 答えは「何か効きそうだったから」です。根拠はないですが、そう感じて無意識に
 選んでいました。

 確かに商品によっては、同じ内容でも値段を高くするだけで売上げがあがる場合も
 ありますが、だからといって闇雲に値段を上げればいいというものでもありません。
 デフレ傾向にある今は、むしろ低価格のモノを大量に売る方が売りやすいでしょう。

 ただそのやり方は、マンパワーや広告費など、組織力や資金力が問われます。
 よって私のような少人数でコツコツやっている者には向きません。よって「安売り」
 という選択肢は消えます。



 ●比較は自分の首を絞める

 同業他社の価格を調べて、比較分析した上で価格を決めるという手もありますが、
 このやり方では、ほとんどの会社は他社よりも安く売る方向に向かいます。

 そもそも既存のマーケット内で比較している時点で、自ら競争に参戦しているの
 と同じです。

 特に私の場合は、言霊名刺を発案した当時、類似の名刺が存在しなかったので比
 較のしようがなかったのです。

 そんな時はどうすればいいのか? そんな時は意識の矢印を同業他社でなく、お
 客様に向ければいいのです。



 ●自分に分からない事は、お客様に聞け!

 最終的には、商品が高いか安いかよりも、お客様が満足しているかどうか?自分
 も喜んでやれるかどうかが重要です。なので、わからない事は先ずはお客様にズ
 バリ聞いてしまいましょう。

 私の場合も、言霊名刺の原型の名刺を初めて作った時は、値段を付けにくかった
 のでお客様に聞きました。その結果、10万~30万までの範囲で人によってい
 ろんな意見が出ました。 

 そこでモニター価格として最低価格の10万円で販売スタートし、経験と実績を
 積んでいく過程で徐々に値上げし、数年かけて成果にかなり自信が付いた頃に、
 目標としていた今の価格に落ち着かせたのです。



 ●高い価格設定は商品を鍛える

 会社の規模、商圏の地域性、取り扱い商品の特性にもよるので断定はできません
 が、私のような小さな会社にとって、安易な安売りはある意味で逃げの姿勢とも
 とれます。

 というのも、安易な安売りは一番簡単で頭を使わなくても出来てしまうからです。
 反対に価格を高めに設定すると、お客様の期待や要求も高くなるので、それに応
 えようと努力するので、自分や商品が鍛えられるのです。

 分からない事をお客様に聞くデメリットは、人によって意見が違うということで
 す。高いか安いかは、その人のニーズや価値観によって変わります。問題はいろ
 んな意見に振り回されそうになることです。

 自分や商品を低く評価するお客様よりも、高く評価してくれるお客様に意識をフ
 ォーカスして、その方にいかにして満足してもらうかということを考え抜いて、
 研鑽することをお勧めします。

 また独自商品は、認知度が無い段階では全く売れません。名刺やサイトなど、独
 自メディアをフル活用して、低予算で存在をアピールする努力も同時に必要です。

 お客様もハッピーで、自分もハッピー、しかも世間に役に立つ価格帯。
 それが私が考える理想の値段設定です。

 

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■編集後記「名刺コンサルサービスを開始しました」
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先日、大阪での名刺セミナーにご参加いただいた方から、セミナー参加特典の無料
相談を有料でお願いしますというご要望がありました。

依頼の詳細は下記のような内容でした。

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もうすぐ会社を引退するのですが、私の余生を充実した有意義なものにし、世の中の
お役に立ちたい。そして、人的ネットワ-クを拡げたい。その為に、言霊名刺の力を
お借りしたいのですが、言霊名刺にどんな内容を書けばいいのか相談したい。個別指
導の価格に関しては、失礼を顧みず申し上げれば、2時間@三万円でお願いできれば
と希望します。

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とのことでした。そこでいつものように人生棚卸しをした所、若い頃に諦めていた、
ある夢が浮き上がりました。その夢を実現しようということで、名刺の内容をアド
バイスさせていただきました。以下、コンサル後のその方の感想です。

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昨日は、個別のご指導を頂き、厚くお礼申し上げます。私の残りの人生設計の方向
性が決まり、スッキリした気持ちで帰ってまいりました。
早速、ご指導いただいた線で原稿を書き上げてたいと思います。出来上がり次第メ
ールにてお送りします。今後共のご指導をお願いし、お礼とします。
ありがとうございました。

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こんな感じで、アドバイスだけを希望される方にも、名刺コンサルサービスを開始
します。費用は上記の相談者の方に設定していただいた2時間@三万円です。
もっと自分や商品をアピールしたい。名刺を使って人脈を増やしたい、でも名刺に
何を書いたらいいか分からないという方は、お気軽にご相談下さい。

実績が積み上がれば、値上げするかもしれませんので、必要な方はお早めに下記か
らご連絡ください。
https://kotodama-m.com/contact.html


台風が近づいているようです。ご用心を!


ソウルプロダクツ代表 中野貴史  http://kotodama-m.com

皆様の街で、セミナーや講演をご希望の方は、メールでご連絡下さい。
info@kotodama-m.com


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■発行周期    不定期
■発行者     ソウルプロダクツ代表 中野貴史(言霊マーケッター)
         東京都中央区日本橋本石町2-1-1 ANOビル208号室
         http://kotodama-m.com
■ブログ     http://plaza.rakuten.co.jp/iyashirochi/
■mixiネーム   言霊マーケッター
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