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vol.17 【正しいクリエイターの選び方】

メールマガジン配信日:2009年11月13日


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■言霊通信vol.17 【正しいクリエイターの選び方】
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■目次
 ●ご挨拶・・・・・・セミナー報告
 ●本題・・・・・・・正しいクリエイターの選び方
 ●編集後記・・・・・ツイッター始めました
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こんにちは。ビジネス名刺プランナーの中野貴史です。

昨日は友人に誘われて、天皇陛下御即位20周年の記帳をするため、オフィスから
歩いて皇居まで行って来ました。

初めて皇室のイベントに参加しましたが、もうもの凄い人です。大イベントです。
祝いたいというポジティブな「氣」が、あれほど沢山集まる所にいると、なんか
気分も良くなりますね。

ところで先週の土曜日は、言霊名刺セミナー(中級編)を都内で開催しました。

その参加者の一人の方からいただいたメールの内容が気になったので、ご紹介し
ます。

しゃべる名刺本の読者特典にある、幻の原稿にもありましたが、クリエイター選
びの際に参考にしていただけるお話です。

本を読んで、名刺の原稿を書いたあとは、データ制作やデザインを外注する方も
多いと思いますが、そんな時にもお役に立つと思います。




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■正しいクリエイターの選び方
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以下、前述したセミナー参加者の、あるクリエイターさんから、講座後にいただい
た心のこもった長い感謝メールの一部抜粋です。



自分なりにこれまでも結構逃げていて、当日もまだ恐らく「それを書いたら・
言ったら恥ずかしい」と逃げている部分にもあるのですが、そういった部分
にフォーカスをある意味強制的にする状態にしていただけたのは、本当に
自分に取ってとても収穫でした。

そのためという思いからも本で拝読した内容を自分で実践ではなくて、
セミナーに参加をさせていただいたのですが、今の自分にとっては、とても
大事な時間だったと思っています。


自分にとって、一番大きな気づきだったのはライフラインシートで、自分のこれまで
のプラスとマイナスの関係が見て取れたことでした。


中野さんが仰っていた通り、自分にとってプラスとマイナスが一対になって
いたことはとても大きな事で、どうしてもマイナスにフォーカスしてしまい、
ここ2年がかなりマイナスだっただけにそこばかりみてしまっていました。

一方で、それはこの後のプラスの前段階では?と思えたことが自分にとって
の救いになっています(笑)



セミナーの場で中野さんが仰っていた

「その場で1割から2割の自分にとって求めているお客様に響けば、
 他の人に何を言われても構わない。」

という部分がまだ僕の中で貧乏性、というか恐らくこれから独立をして
食って行ける保証のない故だとは思うのですが、

「出来るだけ多くの人に響くように・・・」
「マジメな人相手にこんな名刺を出したらなんと言われるだろうか・・・」
「周りの友達からなんて言われるやろ・・・・」

 →Webのクリエイターが周りに多いだけに、シンプルで所謂見た目の
  かっこいい名刺を持つ人が多いからそういった方と比べてしまっての事
  とは重々分かっているのですが・・・・

と思ってしまっています。

理屈では分かっているのですが、この部分がなかなか踏み切れていないのですが、
そういった思考の部分が自分にとって一番の解放しなくてはならない部分かもし
れないと今もヒシヒシと思っています。

↑ここまで抜粋




後半の他のクリエイターへの意識の部分がキモです。

私もデザインの仕事を始めて20数年が経ちますが、
全てとは言いませんが、一般的にクリエイターには悪いクセがあります。


それは、他のクリエイターを意識しつつ
カッコいいデザインを作ろうとしてしまう人が多いのです。


もちろんカッコ悪いより、カッコ良いデザインの方が
良いに決まってるのですが、それはツールが本来の役目を担うための
要点をおさえた内容になっていることが大前提です。

営業販促ツールは、ある種のコミュニケーションツールと言えますが、
人が服装をいくら着飾っても、気配りがなければ印象を悪くするのと同じで、
営業販促ツールも、見てくれのデザインは良くても、それを使うユーザーや
それを手に取るコンシューマーの気持ちを酌んだ内容になってなくては
いけません。

ちなみに何となく、そこそこカッコ良いデザインは、
意外と作るのが簡単です。

ビジュアル素材が良くて、文字の配置をちょいと工夫すれば
そこそこ経験のあるクリエイターなら、
あっと言う間にカッコ良いデザインの完成させることが出来ます。

クリエイターはよく、過去の自分の作品を持って営業しますが、
完成品だけを見て、そのクリエイターの質を判断してはいけません。
判断できないのです。

勿論、私も言霊名刺や、他の営業ツールを作る際に
見た目のカッコ良さを全く放棄しているわけではありません。
見やすさ、伝わりやすさを考えながら、全体の見た目のバランスを
調整することは当たり前にやります。

問題は、完成するまでのプロセスなのです。


そこでクリエイターの質を見分ける方法をお教えします。

まずクリエイターに何かの営業販促ツールをつくるための
何らかの課題を投げてください。

で、次にその課題に対して、そのクリエイターが
オリエンテーションのヒアリング時に
どんな質問をしてくるか、よく観察してください。
最初にしてくる質問の内容が肝心です。


・色の好みは?
・このみのデザインテイストは?
・納期は?
・予算は?
・原稿は?

上記は最初にすべき質問としては不適切です。
ちょいと心配です。


・その営業販促ツールをつくる目的は何?
・その営業販促ツールを使って得たい理想の結果は?


こんな本質的な質問がいきなり飛んできたら期待大です。
またその答えが完成品にちゃんと反映されていたら大成功です。

クリエイターの質は、質問の一言でわかります!

お試しを〜!

メールをくれたクリエイターの方は、
カッコ良いデザインと、良いデザインの狭間にジレンマを
感じているようですが、そこに意識のスポットが当たっている時点で
きっと克服される方だと思いますし、きっと良い質問にできる方だと
思います。


世の中が、良いデザインで溢れることを祈りつつ・・・
 




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■編集後記「ツイッター始めました」
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何度も誘われながらも、ずっと手を付けなかったツイッター・・・
仕事にも支障を来すと思っていたので、敬遠していたのですが、とうとう始めて
しまいました。

でもどうしたらいいのか、何がいいのか、未だにさっぱり分かりません。

よかったらフォローとともに、使い方のご教授をお願いいたします!
https://twitter.com/kotodamam

ちなみにmixiネームは 言霊マーケッター です。

生き生き は、生きるが二つで二倍濃く生きるという意味です。
今日も皆様にとって、生き生きした一日でありますように・・・


ソウルプロダクツ代表 中野貴史  http://kotodama-m.com



皆様の街で、セミナーや講演をご希望の方は、メールでご連絡下さい。
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