しゃべる名刺「言霊名刺」トップページ > メルマガ > vol.87 【多くを学べるY氏の失敗】
ここ数日、
アフィリエイトや情報商材のプロダクトローンチで
荒稼ぎし、美女をはべらかしながら、フェラーリ乗り回して
ど派手に活動していたネット界のカリスマ、Y氏の
資金ショートが話題になってますね。
僕は個人的に興味のない人でしたが、
資金ショート後の、この方の発言が非常に興味深かったです。
先ず、この方の経営者としてのモチベーションの源泉が
1度目の経営失敗から来る
「見返してやる」
「恨みがある」
「金持ちになってやる」
というマイナスのエネルギーであったと告白されてます。
何か、ライブドアやワイキューブを思い出しましたが、
意識の矢印が、全て自分に向いていて
誰かや、社会への貢献という部分が完全欠如。
喉が渇いている時に、塩水飲んでるのと同じで
飲めば飲むほど、渇きが増す状況・・・
プロダクトローンチを派手にやってる人を見て
以前から思っていたことですが、
常に新規の見込客リストを集め続ける必要がある
ビジネスモデルって、しんどすぎる・・・
続きませんよ。
これじゃ、一時的に儲かっても疲れるし、
ピンチの時に誰も助けてくれない。
そもそも、国税に睨まれた最初の発端は
おそらく誰かのチクリの筈。
必要以上に目立ちすぎると、反感ややっかみを
引き寄せて、足を引っ張られます。
理念無き経営の典型的な末路です。
ただYさんは、こんな事も言ってます。
↓
これからの時代のメーンステージは、高額少数の時代ではなく、
少額多人数の時代であり、売り込みではなく、
口コミの時代になるかと思います。
初期投資とリターンを非対称にすること
(1対10、1対1000など)は変わらず重要ですし、
マーケティングではなく価値主導の口コミを中心として、
少額多量の販売をすべきです。
↑
これには同感です。
ただ、このモデルが一番難しいのですが・・・
渦中のYさん、今後は計画倒産、破産せずに、
資産を売却しつつ、事業継続しながら支払続けると
意思表明されてました。
2度目の失敗を、赤裸々に告白する姿勢も含め
非凡な方だと関心しております。
成功者の成功事例って
肝心な部分は伏せてあったり、
表面的にはわからない、幸運な事が重なっていたりしていて
真似しようとしても、同じ結果にならないことがほとんどですが、
失敗事例だけは、同じようなことをすれば
ほぼ同じように失敗します。
なので人の失敗から学べことは多い。
Y氏も反面教師にしてねと書いていましたが
大いに学ばせていただきましょう。
また、潔く敗北宣言し、
ゼロから三度目の挑戦をしようとしている
Yさんの今後の動向を影ながら応援したいと思います。
※別に知り合いじゃ無いんだけど・・・
※Yさんの告白は、ここで読めます。
http://ameblo.jp/yozawa-blog/entry-11834514071.html