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vol.94 【W杯サッカー代表選手に見るトップの条件】

メールマガジン配信日:2014年6月18日

 

ワールドカップサッカー日本代表、残念ながら完敗でしたね。
日本が放った枠内のシュートは、僅かに4本・・・
長友と香川を意図的に揺さぶって走らせ、
空いた左サイドのスペースを執拗に狙われて二失点・・・
フィジカルと戦術、両方でコートジボワールが一枚上でした。
決勝トーナメント進出に、赤に近い黄色信号は灯ってしまいましたが、
次のギリシャ戦では、追い込まれた時の開き直りのパワーを
期待したいですね。
結果がどうであれ、彼らは日本一サッカーが上手い
選ばれた人達です。信じて応援しましょう!
ところで日本サッカー界の頂点に立つ、彼ら代表選手に、
ある傾向があるのをご存じでしょうか?
ヒントは、下記のデータです。
GK 川島 永嗣・・・・浦和東高校
DF 今野 泰幸・・・・東北高校
DF 長友 佑都・・・・東福岡高校
DF 内田 篤人・・・・清水東高校
MF 遠藤 保仁・・・・鹿児島実業高校
MF 長谷部 誠・・・・藤枝東高校
FW 大久保 嘉人・・・国見高校
FW 岡崎 慎司・・・・滝川第二高校
FW 本田 圭佑・・・・星稜高校
答えは、
日本代表に常に呼ばれている中心選手や
海外のクラブで活躍している選手には、
クラブチーム出身者ではなく
高校のサッカー部の出身者が多いんです。
その差は何かというと、
僕の息子は、地元のクラブチームでサッカーしているのですが
クラブチームは、練習量は多いですが
実に効率的に育成してくれます。
それに比べ、学校の部活には
先輩や、コーチ、監督の意味不明な「しごき」や「伝統」を
経験させられます。
僕は野球部でしたが、
●真夏に水を飲まずに延々と練習
●台風で休校中にノック練習
●バットが折れるほどのフルスイング尻バット
●顔が腫れ上がるバットビンタ
●1人がミスしたら連帯責任と称して、全員ビンタ
●大会前の根性試しと称して、女子テニス部の前で
大声で1人づつ歌を歌わされる
●冬の登山大会の当日でも、夕方から練習開始
などなど、数々の無茶を経験させられました。
学校の部活経験者は、「理不尽に耐える」という
希有な経験をしている人です。
つまり、逆境に強く、粘り強い体質が育まれる環境で
彼らは育っているということです。
特に、代表の中心的存在となっている本田選手にいたっては
小学2年の時、両親が離婚。
親と離れ離れになり、兄弟で食べ物を分け合って、
6畳間で肩を寄せ合う貧しい少年時代を過ごしています。
このハングリー精神が、彼のメンタルの強さの源なのでしょう。
(両腕に腕時計をする価値観にも関係あるかも・・・)
とは言え、人材育成のために「理不尽な経験」を
社員や部下に与えようという話ではございません。
多少の理不尽な事に耐えてでも学びたいと思われる
環境作りが重要です。
本田選手は、裕福とはほど遠い環境にあっても、
日没まで空き地でボールを蹴り、
兄と枕を並べて、将来プロ選手になる夢を語り合ったそうです。
互いに語りあえる、夢と人間関係。
これが強い人を育む条件なのではないでしょうか・・・
金曜日のギリシャ戦、数々の理不尽を乗り越え
二の丸を背負って戦う、彼らの活躍を、みんなで応援しましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先日、名古屋で社員育成関連の講演にて、
前座でお話しさせていただきました。
僅かな時間でしたが、参加者の方から、こんな嬉しいご感想を
facebook経由でいただきました。
「中野貴史 様 先日はありがとうございました。
筒井社長の素晴らしいお話も然る事乍ら、
中野さんの前座?短時間でグイグイ引き寄せられました!
未熟者ではございますが
今後とも宜しくお願い致します。」
当日は、四国や九州など、遠方から参加してくれた方もおられました。
主催の株式会社マルワさん、鳥原社長、メインスピーカーの筒井社長、
ありがとうございました!

ワールドカップサッカー日本代表、残念ながら完敗でしたね。

 

日本が放った枠内のシュートは、僅かに4本・・・

 

長友と香川を意図的に揺さぶって走らせ、

 

空いた左サイドのスペースを執拗に狙われて二失点・・・

 

 

 

フィジカルと戦術、両方でコートジボワールが一枚上でした。

 

 

 

決勝トーナメント進出に、赤に近い黄色信号は灯ってしまいましたが、

 

次のギリシャ戦では、追い込まれた時の開き直りのパワーを

 

期待したいですね。

 

 

結果がどうであれ、彼らは日本一サッカーが上手い

 

選ばれた人達です。信じて応援しましょう!

 

 

 

ところで日本サッカー界の頂点に立つ、彼ら代表選手に、

 

ある傾向があるのをご存じでしょうか?

 

 

 

ヒントは、下記のデータです。

 

 

GK 川島 永嗣・・・・浦和東高校

DF 今野 泰幸・・・・東北高校

DF 長友 佑都・・・・東福岡高校

DF 内田 篤人・・・・清水東高校

MF 遠藤 保仁・・・・鹿児島実業高校

MF 長谷部 誠・・・・藤枝東高校

FW 大久保 嘉人・・・国見高校

FW 岡崎 慎司・・・・滝川第二高校

FW 本田 圭佑・・・・星稜高校

 

 

 

答えは、

 

 

 

日本代表に常に呼ばれている中心選手や

 

海外のクラブで活躍している選手には、

 

クラブチーム出身者ではなく

 

高校のサッカー部の出身者が多いんです。

 

 

 

その差は何かというと、

 

僕の息子は、地元のクラブチームでサッカーしているのですが

 

クラブチームは、練習量は多いですが

 

実に効率的に育成してくれます。

 

 

それに比べ、学校の部活には

 

先輩や、コーチ、監督の意味不明な「しごき」や「伝統」を

 

経験させられます。

 

 

 

僕は野球部でしたが、

 

 

 

●真夏に水を飲まずに延々と練習

 

●台風で休校中にノック練習

 

●バットが折れるほどのフルスイング尻バット

 

●顔が腫れ上がるバットビンタ

 

●1人がミスしたら連帯責任と称して、全員ビンタ

 

●大会前の根性試しと称して、女子テニス部の前で

大声で1人づつ歌を歌わされる

 

●冬の登山大会の当日でも、夕方から練習開始

 

 

 

などなど、数々の無茶を経験させられました。

 

 

 

学校の部活経験者は、「理不尽に耐える」という

 

希有な経験をしている人です。

 

 

つまり、逆境に強く、粘り強い体質が育まれる環境で

 

彼らは育っているということです。

 

 

特に、代表の中心的存在となっている本田選手にいたっては

 

 

小学2年の時、両親が離婚。

 

親と離れ離れになり、兄弟で食べ物を分け合って、

 

6畳間で肩を寄せ合う貧しい少年時代を過ごしています。

 

 

 

このハングリー精神が、彼のメンタルの強さの源なのでしょう。

 

(両腕に腕時計をする価値観にも関係あるかも・・・)

 

 

 

 

とは言え、人材育成のために「理不尽な経験」を

 

社員や部下に与えようという話ではございません。

 

 

 

多少の理不尽な事に耐えてでも学びたいと思われる

 

環境作りが重要です。

 

 

 

 

本田選手は、裕福とはほど遠い環境にあっても、

 

日没まで空き地でボールを蹴り、

 

兄と枕を並べて、将来プロ選手になる夢を語り合ったそうです。

 

 

 

 

互いに語りあえる、夢と人間関係。

 

 

 

これが強い人を育む条件なのではないでしょうか・・・

 

 

 

 

金曜日のギリシャ戦、数々の理不尽を乗り越え

 

二の丸を背負って戦う、彼らの活躍を、みんなで応援しましょう!

 

 

■追伸

 

先日、名古屋で社員育成関連の講演にて、

 

前座でお話しさせていただきました。

 

僅かな時間でしたが、参加者の方から、こんな嬉しいご感想を

 

facebook経由でいただきました。

 

「中野貴史 様 先日はありがとうございました。

筒井社長の素晴らしいお話も然る事乍ら、

中野さんの前座?短時間でグイグイ引き寄せられました!

未熟者ではございますが

今後とも宜しくお願い致します。」

 

 

 

当日は、四国や九州など、遠方から参加してくれた方もおられました。

 

主催の株式会社マルワさん、鳥原社長、メインスピーカーの筒井社長、

 

ありがとうございました!

 

 

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