しゃべる名刺「言霊名刺」トップページ > メルマガ > vol.107【知ってる知識を売れる情報に価値化する方法】
以前、東京でヒアリングセミナーをやったときに
参加者のお一人が「今日の内容、知ってました」と言ってきました。
そこで「勉強家なんですね。普段から実践されてるんですね?」
と、聞いてみると、急に沈黙状態になってしまいました。
これだけの情報化社会ですから、検索かければ
大概の情報は一瞬で得ることができます。
おそらくその方は、ヒアリングにおける
・相づちを打つ
・口を挟まない
・相手を褒める
・聞いたことを繰り返す
・一度肯定する
この辺りの知識を知ってると言いたかったのだと思いますが、
その知識を使って、相手の本音を引き出したり、問題の本質を明確化したり、
さらにその実践を人に教えたりするのは別次元の話となります。
そもそも知識は知ってるだけでは無価値です。
これを価値化するにしても、段階があります。
1:知ってる
2:解ってる
3:実践してる
4:教えられる
5:動かせる
6:生み出せる
知ってるだけの第一段階では無価値で、理解できていないと実践
できないし、実践することで、それを人に伝えることが出来、
やがてその知識を活用して、人や仕事を動かし、新たな価値を
生み出すことが可能となります。
ちなみに、1:知ってる から 2:解ってる に移行するのは簡単です。
ブログやfacebookなどを使って、得た知識を不特定多数の大海原へ配信するだけで、
誰かから更に深い情報をもらえたり、間違いを訂正してくれたりするので、理解が深まります。
必要なのは、ちょっとの勇気だけ。簡単です。
更に、1:知ってる から 6:生み出せる に
一気に行ける非常識な方法をお伝えします。
それは・・・・・
知ってるの段階で、セミナーを開催するのです。
日程決めて、カリキュラムの概要だけ作って、告知して、集客しちゃうのです。
そうすると、どうなるか・・・・・
もう、必死で開催日までに関連図書を読みあさり、関連するセミナーに出まくり、
集まった情報と自分の体験をリンクさせてを消化し、再現性のある体系化し、
プログラムを作り始めます。
自分の逃げ場を奪い、自分自身を追い込むやり方です。
参加者の皆さんに「詐欺師!」と言われたくないから必死でやります。
言うまでも無く、セミナーや講演で、最も学べるのは、主宰者や演者です。
その立場になってしまうことで、単なる「知ってる」ことが
仕事となり、お金や人脈を生み出します。
必要なのは、「勢い」のみです。(笑)
いささか強引ですが、僕の様な気の弱い方には特に効果的です。
お試しください。(強引?)